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Visual Studio CodeをHTML+CSSコーディングに最適化しよう

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私は長い間HTML+CSSコーディングを「Coda 2」と「Espresso5」に頼ってきたのですが、両方とも2022年で終了してしまいました。

「Coda 2」の後継はサブスク型の「nova」というアプリがあります。

「Espresso5」にいたっては、どうなってしまったのか。サイトも見当たりません。

GUIでCSSが入力出来たりCSSの変化に対応したライブプレビューが確認できる面白いアプリだっただけに残念です。

どちらも「Flexbox」の「gap」がプレビューできなくなって、そろそろアップデートが欲しいと思っていたので、切り替え時だったのです。

という状況で「Visual Studio Code」に切り替えることにしました。

「Visual Studio Code」はすでにコーダーとしてデファクト・スタンダードになっているアプリケーションです。

機能拡張のためのプラグインが用意されているので、HTML+CSSコーディングにも対応しています。しかも無料で使用出来ます。

こんなのが出たら「Coda 2」や「nova」には未来がない気がします。

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Visual Studio Codeとは

Visual Studio Code(VS Code)は、Microsoftが提供する無料でオープンソースのコードエディタです。

以下に主な特徴と機能をまとめてみます。

VS Codeの主な特徴と機能
  • 軽量で高速
    VS Codeはシンプルで軽量なエディタでありながら、高速かつパフォーマンスが優れています。
  • 多言語対応
    言語のサポートが豊富で、JavaScript、TypeScript、Python、Java、C#など、多くのプログラミング言語に対応しています。
  • 拡張可能性
    拡張機能を利用して機能を追加できます。豊富な拡張機能のエコシステムが存在し、ユーザーが必要なツールや言語サポートを追加できます。
  • 統合ターミナル
    エディタ内に統合されたターミナルを利用でき、コードのビルドやデバッグ、シェルの実行が容易です。
  • デバッグサポート
    内蔵のデバッガを使用して、様々な言語でコードのデバッグが可能です。
  • Gitの統合
    Gitが組み込まれており、リポジトリのクローン、コミット、プッシュ、プルなどがエディタ内で行えます。
  • テーマとカラーリング
    豊富なテーマやカラーリングオプションが用意されており、ユーザーエクスペリエンスをカスタマイズできます。
  • IntelliSense
    コード補完、リアルタイムのエラーチェック、変数のホバーなど、豊富なIntelliSense機能が利用できます。

VS Codeは開発者のためのコーダーです。

およそ何でもできます。

HTML+CSSコーダーにとってはIntelliSense機能がうれしいです。

さらに「Git」が統合されたので、バージョン管理や差分の確認が容易になっています。
このあたりは、新たに学習しないといけないので、小規模サイトの構築が多い技術者には面倒かもしれません。

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Visual Studio Codeの標準機能Emmet

VS Codeで驚いたのは豊富なIntelliSense機能を提供している「Emmet」です。

「Emmet」はたくさんのショートコードを用意していて、簡単なコード入力でコードが補完されます。

例えば

div.content

と入力すれば

<div class=”content”></div>

と変換されます。

CSSだと

w10

と入力すれば

width: 10px;

と変換されます。

以下のサイトでチートシートが用意されているので参照してください。

あらゆるショートコードが用意されているので、慣れればコーディングの速度が爆速になるでしょう。

しかし、慣れるまでに時間がかかりそうです。

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HTML+CSS編集用のプラグイン

私の場合、VS Codeを使用する目的はHTML+CSS編集です。

そこで、目的のために最適化してみます。

VS Codeは様々なプラグインがありますので、HTML+CSS編集用のプラグインを導入するだけです。

いくつか紹介します。

Prettier

Prettierは自動でインデントをいれてくれる、フォーマッティング用の機能拡張です。

見やすいコードを作るためには必須です。

右クリックでコマンドビューを表示し「ドキュメントのフォーマット」またはショートカットでソースコードをフォーマッティングします。

コマンドビュー

Live Server

Live Serverはクリックするだけでローカルサーバーを構築し、ブラウザーでプレビューしてくれます。

VS Codeはウインドウ下部にステータスバーが表示されています。

ステータスバー

その「Go Live」をクリックします。

するとブラウザーで表示してくれます。

ローカルサーバーが構築されているので、サーバーにアップしないと操作しないスクリプトも機能します。

CSS Peek

HTMLで使用されているCSS定義ファイルを呼び出すことができます。

ソースのCSS名を右クリック→「ピーク」→「定義をここに表示」すると…

コマンドビュー

以下の様にソース上にCSSを表示してくれます。

これは便利です。

CSS Peekのウインドウ

Image preview

画像ファイルのパスをマウスオーバーすると画像をプレビューしてくれます。

画像プレビュー

Aoto Rename Tag

例えば<div>タグを<section>タグに変更したいような場合、エンドタグを同時に書き換えてくれます。

自動リネーム前

<div>タグを<section>タグに変更すると同時にエンドタグも</section>に変更されます。

自動リネーム後

HTML CSS Support

リンクしてあるCSSで定義した属性の候補を表示してくれます。

HTML CSS Support

CSSのリンクパスに「?」でバージョン情報などを書いている場合は機能しません。

Highlight Matching Tag

開始タグと終了タグをハイライトしてくれます。

マッチングタグをハイライト

Live Preview

私がどうしても欲しかったのはプレビュー機能です。

Live Serverはブラウザー上でプレビューするため、VS Codeのウインドウから離れてしまいます。

Live Previewをインストールすると、VS Codeのウインドウ内でプレビューしてくれます。

ソース上部の「プレビューの表示」マークをクリックします。

プレビューボタン

GitLens

VS CodeはGitをサポートしていますので、差分の表示やバージョン管理も可能です。

差分管理

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・Arkhe CSS Editor

まとめ

以上、HTML+CSS編集に最適化したVS Codeを簡単に紹介いたしました。

VS Code1本で、他のツールはいらないでしょう。

今回紹介しきれなかった、便利な機能やプラグインが、まだまだ、たくさんあります。

「VS Code」「Visual Studio Code」で検索すると多くのユーザーがノウハウを公開しています。

この便利なツールを使い倒しましょう。

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lin記事を書いている人
はじめまして。「lin」です。クリエイティブディレクター兼グラフィックデザイナーとして活動しています。おかげさまで、キャリア25年以上になりました。「Theme3」は、私が企画デザイン事務所スラッシュディーの仕事で得たノウハウを公開します。
※以下はスラッシュディーにリンクしています。