当サイト「Theme3」で検証するのは、まず「コーポレートサイトが作れるテーマか?」…ということです。
今回はサルワカくんのテーマ「SANGO」に挑戦しました。
「SANGO」は「心地良さを追求したWordPressテーマ」と銘打っています。
しかし、オリジナルなコーポレートサイトをつくろうとすると、まったく心地良さを感じられませんでした。
「SANGO」はやはりブログ用のテーマだと思います。
機能的には申し分ありませんが、デザインを強要するようなところがあります。
ゼロからデザインを作り上げたいデザイナーには、このテーマは使えないかもしれません。
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・Arkhe Toolkit
・Arkhe CSS Editor
もくじ
WordPressテーマ「SANGO」の特徴
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WordPressテーマ「SANGO」については、公式サイトの「WordPressテーマ「SANGO」30の魅力」が詳しいです。
SANGOは、Webメディア「サルワカ」から生まれた有料WordPressテーマです。開設1年で200万PV/月を超えたサルワカのノウハウを、余すことなく詰め込んでいます。
引用元:WordPressテーマ「SANGO」30の魅力
SANGOにはたくさんの魅力があります。ブログ、アフィリエイト、企業ホームページ、様々な用途できっと活躍するはずです。
実際に使ってみて、私なりにまとめてみます。
デザイン性について
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Webメディア「サルワカ」は本当に柔らかい心地良さをもったデザインで大好きです。
しかし、このデザインは特徴のあるイラストによる印象が大きいため、一般化するのは、ちょっと難しいかな…とも思います。
一般化できないからWebメディアとして成功したとも言えるわけです。
WordPressテーマを使ってオリジナル感のあるサイトを作る場合は、使うテーマ自体のデザイン性を打ち消すところからはじまります。
強い個性のあるテーマはそれが難しいです。
「SANGO」にもそんなところがあります。
「SWELL」や「STORK19
」にしても同じことが言えます。
…が「SANGO」のデザイン性は、より強力な感じです。
困るほどにブロックバリエーション豊か
私は実は「SANGO」が少し苦手です。
「30種類以上の見出し」「30種類以上のボタン」「30種類以上のボックスデザイン」「20種類以上の箇条書き」といった特徴は「とにかくいろいろ多すぎて困る」という印象です。
「STORK19」みたいに少ない方が、使いやすい感じがします。
レビュー用ボックスはいいかも。
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「SANGO」のカスタムブロックは33個もあります。
いろいろなところにメニューが入れられる
記事下に「おすすめの記事」が入れられたり、サイドバーやフッターにメニューが入れられるのは、便利かもしれません。
サイトの回遊を促せそうです。
高速化への取り組み
テーマで一番大事なのは高速化です。
高速化によって、Googleの評価が段違いになります。
「SANGO」が高速化の取り組みを行っていることは評価出来ます。
しかし、どんなに良いテーマでもGoogleアドセンスを入れれば性能が落ちます。
そのアタリの対策がなされているのかどうかは、このページでは検証していませんので、後報にします。
「Simplicity」や「Cocoon」を使った際には、自力でGoogleアドセンスの対策を行いましたので「SANGO」も可能かもしれません。

基本的な高速化対策が行えます。
どれも一般的なので、どれほどGoogleライクになるかは分かりません。
実際に「SANGO」でブログを運営する予定なので、分かり次第お知らせします。
では、いよいよ企業サイトを作ってみましょう。
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「SANGO」で企業サイト
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これがデモサイトのトップページです。
「SANGO」でも、企業サイト作れます。

固定ページをトップページにします。
設定法方は以下の記事を参照してください。
固定ページのテンプレートは「トップページ用1カラム(タイトルなど出力無し)」です。
作りながら気づいたことが5つあります。
- ロゴの大きさが設定できない?
- ヘッダーイメージは文字やボタンを表示しないと縦横比が保たれない
- カテゴリーの条件検索ができるブロックがない
- 基調色が馴染めない
- ヘッドイメージにスライダーが入れられない
「SANGO」を使い込んでいるわけではないので、上記で気づいたことは簡単に解決できるのかもしれませんが、スライダー以外は追加CSS等で設定してあります。
「SANGO」で企業サイトを作る作業は、あまり心地よいものではありませんでした。
とにかく基調色が馴染めないです。
それが一番の障害でした。
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SANGO Landを使うと簡単
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「SANGO」には「SANGO Land」という支援サイトがあります。
フォーラムや使えるブロックが用意されているので、コピペで簡単にトップページやブロックが作れます。

「トップ・LPページ」を選択しSANGO公式のトップページをコピーしてみましょう。
コピーは矢印の指すアイコンをクリックします。

エディターを「コードエディター」に切り替えてペースとします。
そして出来上がったのが以下のページです。
まさに一瞬です。

これを色替えしたりパーツを入れ替えれば、より簡単にトップページが出来上がると思います。
デザイン事務所の仕事としてお客さまに提供するのはおそまつですが、自分のサイト作りには持って来いです。
「Arkhe」にも似たような支援サイトがありましたね。
WordPressテーマのトレンドなのかもしれません。
企業などのホームページの内製化にも役立つと思います。
まとめ
「SANGO」はとても高機能なテーマです。
私が使用している「STORK19」など、比べものになりません。
しかし、この柔らかいデザイン性と豊富な機能性が、なんだかアンバランスな気がします。
企業サイトを作り上げる機能は十分でも、このデザイン性では企業サイトを作る気がしないというのが正直な印象です。
また、初心者の方に、これほどの機能はいらないと思います。
これは私の感じ方です。
「SANGO」でたくさんの企業サイトが作られている事実がありますので、企業サイトを作れないテーマだと言っているわけではありません。
私がつくりたくないだけです。
企業サイトではなくブログをつくるなら、話は別です。
高機能で親しみ安いデザイン性は、ブログテーマとしては、これ以上ないくらい良い選択肢です。
「SANGO」を選べば、間違いないでしょう。
テーマ選びは本当に難しいですね。
「SANGO」は有料テーマです。
価格は14,800円(税込み)。
ConoHa WINGというサーバーのWINGパック(3ヶ月以上の契約)と同時購入すると割引き価格になります。
サーバーも用意する場合は、ConoHa WINGで「SANGO」を購入するのがお得です。
「SANGO」なら楽しくブログが書けると思います。
実は、私も「SANGO」を使ってブログをリニューアルしている最中です。
私のペットのブログです。
タイトルロゴを構想中ですが、「サルワカ」タイトルロゴに似てしまいそうで困ってます。