2019年WordPressのバージョン5.0から導入されたエディタがブロックエディタ(Gutenberg)です。
「導入当初はとても使えない」という印象が強く、プラグイン「Classic Editor」をインストールして、もとのエディターに戻して使っていました。
まわりのWordPressユーザーも同意見の方が多かったのですが、現在ではブロックエディタを前提にしたWordPressテーマの方が多くなっています。
クラシックエディタ世代の私もブロックエディタ対応のWordPressテーマが、いかに使いやすくなったか、感心しきりです。
ブロックエディタによって、HTMLやCSSの知識が不要になりつつあるのを感じます。
しかし、未だに過渡期ではないかとも思います。
なぜなら、ブロックエディタを前提としたテーマでも、右サイドのブロックパネルには「margin」だとか「padding」だとかが、書いてあります。
これらは実はCSSのプロパティの名前です。
説明がなくても「余白のこと」だと分かるのですが、やっぱり正確に理解することこそ、基本だと思います。
このページでは、ブロックエディタで使われているCSSの基本について触れていきます。
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・Arkhe Toolkit
・Arkhe CSS Editor
もくじ
WordPressテーマの余白の扱い
テーマ「STORK19
」や「SWELL
」のブロックエディタで余白を設定するパネルに「margin」や「padding」と記載されています。
STORK19の余白設定



SWELLの余白設定



「SWELL」はツールパネルでも余白の設定ができます。

以上のように複数のテーマで「margin」と「padding」が設定できます。
では、「margin」と「padding」とはいったいなんなのでしょうか?
実は、「STORK19
」の説明が分かりやすいです。
以下のように書かれています。
「グループブロック内側の余白(padding)を調整できます。」
「ブロックの上の余白(margin)を調整できます。」「ブロックの下の余白(margin)を調整できます。」
次に図解してみましょう。
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「margin」と「padding」とは
ブルーの四角(内部要素a)が文字や画像のようなホームページの「要素」、グレーの四角(外部要素b)が「グループブロック」だとします。
※要素c〜fはグループでも要素でもOK

赤の矢印が「padding」
青の矢印が「margin」です。
- 外部要素から内部要素までの距離が「padding」
- 外部要素どうしの距離が「margin」
このようにそれぞれの要素どうしの関係を保ちながら、デザインはできています。
「STORK19
」や「SWELL
」では上下の距離しか設定できませんが、本来は上下左右4方向の距離を設定できます。
次にCSSではどのように書くか示します。
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余白のCSS表記
まず、要素aとグループ要素bの関係をCSSで設定してみましょう。
※それぞれ英字と同じクラス名が付いているとします。クラスは「.a」のように表記します。
.b {
padding: 20px;
}
このように表記すると「外部要素b」と「要素a」との距離は上下左右20pxになります。
これは、以下と同じです。
.b {
padding-top: 20px;
padding-bottom: 20px;
padding-left: 20px;
padding-right: 20px;
}
次に要素bと要素c〜fの関係をCSSで設定します。
※要素c〜fのmarginは0と仮定します。
.b {
margin: 20px;
}
.b {
margin-top: 20px;
margin-bottom: 20px;
margin-left: 20px;
margin-right: 20px;
}
これで、要素bと要素c〜fまでの距離は等しく20pxとなります。
距離の単位は「px」以外にも「%」「em」「rem」などが指定できます。
px | ピクセル数 |
% | 親要素の長さの割合 |
em | 親要素の1文字の長さ |
rem | ルートで指定された1文字の長さ |
では、「STORK19 」や「SWELL
」はどのようなCSSになっているのでしょうか?
STORK19の余白設定
.wp-block-group.stk-pd-m {
padding: calc(var(--stk-group-padding_tb) * 1.25) var(--stk-group-padding_rl);
}
.stk-mt_ss {
margin-top: calc(var(--stk-margin, 1.6em) / 2) !important;
}
上が余白設定「M」(padding)
下がブロック上の余白設定「ss」(margin)です。
「calc」はCSSの値を計算するのに使われます。また「–」はCSSの変数です。
「STORK19 」の場合は基準値をカスタマイズできる仕様になっているので、このような分かりにくいCSSになります。
SWELLの余白設定
.pc-py-60 {
padding-bottom: 6em!important;
padding-top: 6em!important;
}
.u-mb-60 {
margin-bottom: 6em!important;
}
上が「PCの60」(padding)
下が「ブロック下の余白量:6em」(margin)です。
どちらも「em」単位で指定しています。
まとめ
以上のように「STORK19 」や「SWELL
」の簡単な余白設定が、CSSではどのように反映されるかみてみました。
CSSでは「margin」と「padding」が要素どうしの距離を指定しています。
HTML+CSSの基礎的な部分なので興味を持っていただけるとうれしいです。
これを機にHTML+CSSについても学んでみてはいかがでしょうか?