CocoonをSWELLに変更するとどうなる?

企画・設計にマインドマップツールXMind(アウトラインプロセッサ対応)を使おう

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私がアウトラインプロセッサ(アウトライナー)に出会ったのは1996年のこと。

転職した企画デザイン会社のコピーライターの方が使っていました。

当時のツールはMac対応の「Inspiration」というソフトウェアでした。

私にとっても、ホームページの構成をまとめるために必須のツールになりました。

しかし、おつきあいのある営業会社では、なじみがないソフトウェアだったため、データ共有が難しく、結局は「Excel」を使わざるを得ませんでした。

このあたりの事情は以下のブログページを見て頂くと分かります。(スラッシュディーのブログです)

「Excel」を使い始めて長い間マインドマップツールを使うことを諦めていたのですが、やはり企画構成を行うのはマインドマップの方がいいと思います。

そこで、見つけたのが「XMind」です。

現在では、ネットもありますし、PDFを使えば簡単に共有できます。

「Excel」はあくまで表計算ソフトウェアなので機能で劣ります。

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アウトラインプロセッサ(アウトライナー)とマインドマップ

私はアウトラインプロセッサツールとマインドマップツールは同じだと思っていたのですが、厳密には異なります。

両方をサポートするツールを使っていたので、一緒だと思っていたのですね。

では、どう異なるのでしょうか?

アウトラインプロセッサ

アウトラインプロセッサは文章を構造化して組み立てるのに向いています。

マインドマップ

マインドマップはあらゆるアイデアの風呂敷を広げて、最後には系統だてて(構造化して)まとめて行きます。

私の説明では分かりずらいかもしれませんね。

参考になりそうなサイトをピックアップしておきます。

アウトラインプロセッサ(アウトライナー)

アウトラインプロセッサは極端にいうと文章を書くものです。

コピーライターが愛用するのもうなずけますね。

マインドマップ

マインドマップはアイデアを構造的にまとめるもので、キーワードをグラフィカルに繋げていきます。

頭の中を整理しやすいのが特徴です。

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XMindでできること

では、私が使用しているマインドマップツールができることを具体的に紹介します。

私がマインドマップツールとして使用しているアプリケーションは「XMind 8 Pro」です。

「XMind 8 Pro」は図形フォーマット「ブランク(空)」と「テンプレート」が用意されています。

これらを見れば「XMind 8 Pro」が、どんなツールか、どんなことができるか分かっていただけるでしょう。

XMindの図形フォーマット:ブランク(空)

XMindの図形フォーマット:ブランク(空)

「ブランク(空)」は16種類あります。

ブランク(空)
  • マップ
  • 均衡マップ(上から下方向)
  • 均衡マップ(時計回り)
  • 均衡マップ(半時計回り)
  • 組織図(上から下方向)
  • 組織図(下から上方向)
  • ツリー(右)
  • ツリー(左)
  • ロジック図(右)
  • ロジック図(左)
  • タイムライン(横)
  • タイムライン(縦)
  • 魚骨図(右向き)
  • 魚骨図(左向き)
  • マトリックス(行)
  • マトリックス(列)

テンプレート

XMindのテンプレート

テンプレートは「ビジネス」「教育」「パーソナル」の3つに分類されていて、合計26種類あります。

テンプレート(ビジネス)
  • 年次レポート
  • バランスシート
  • ビジネスプラン
  • ビジネスタイムライン
  • 原因と結果
  • 組織図
  • 製造フロー
  • ミーティング管理
  • 問題解決
  • プロジェクトダッシュボード
  • 販売管理
  • SWOT分析
  • XMind 10 Years
テンプレート(教育)
  • ブックレポート
  • クラススケジュール
  • 比較とコントラスト
  • 試験レビュープラン
  • ワークフローの例
  • アウトライン
  • 概要
テンプレート(パーソナル)
  • ダイエットプラン
  • パーティーの準備
  • 再開(CV)
  • ショッピングリスト
  • 旅行プラン
  • 週間計画

図形的なアウトラインは教育テンプレートにあります。シャープなデザインで使いやすいです。

図形で描いたものはアウトラインプロセッサとして、アウトラインをテキストやWordにエクスポートできます。

SWOT分析のフォーマットもあります。

以上で、どんなことができるか概要はお分かりいただけたでしょうか?

次からは「XMind」をどう使うか具体例を見ていきます。

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WEBサイトの企画構成にマインドマップを使った例

私の場合は企業分析やWEBサイトの企画構成に「XMind」を使っています。

タブを押すだけで新しい従属トピックができあがるので、思ったことを瞬時に形にできます。

以下は簡単なサイト構成を「XMind」で行った際のマインドマップです。

同時にキーワード分析、競合分析を行い、書き留めています。(※色の濃いボックス)

XMindのマインドマップ

テーマを変更すればデザインが簡単に変わります。

XMindのマインドマップデザイン変更

ボタンをクリックするだけでアウトラインを表示し、エクスポートすることもできます。

XMindのマインドマップからアウトラインを表示

以下はMicrosoft Wordにアウトラインをエクスポートした例です。(MacユーザーなのでPagesでデータをオープンしています)

XMindアウトラインのテキスト

ガントチャートにも変換できます。

XMindのガントチャート

めちゃくちゃ便利。

ブログを書く際の段落構成にマインドマップをつかった例

私のブログでは「XMind」で構成を行ったものもあります。

「XMind」の段落構成は以下です。

XMindのブログ構成マインドマップ

このマインドマップは以下のページの構成です。

マインドマップの全てのトピックがページ構成に反映されていることが、お分かりいただけると思います。

このマインドマップは中央から左側に他サイトの情報を配置し、右側がブログ構成にしました。

配置は分かりやすくすることを留意すればいいでしょう。

先ほどのページはマインドマップ無しで書き始めたのですが、意外に書き進めることが難しく、マインドマップを作り始めました。

マインドマップでは難なく構成が完了し、ページのライティング中に迷うことは全くありませんでした。

まとめ

マインドマップはページのライティングの前の工程なので、よけいに時間がかかってしまいそうですが、そんなことはありません。

WordPressの編集画面に文章を書きながら思い悩むことの方が時間の無駄です。

マインドマップを使いながら、基本的な企画構成をまとめる方法を学んでいきましょう。

パズル感覚で頭の中から発送を導き出すことが大切です。

まずは「XMind」を使ってみることです。

私の使用しているXMindは「XMind 8 Pro」です。買い切り版です。

XMindにはサブスク型のプランもあります。機能限定のものは無料で使えます。

「沈黙のWEBマーケティング」「沈黙のWEBライティング」でも「XMind」が使われていました。

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lin記事を書いている人
はじめまして。「lin」です。クリエイティブディレクター兼グラフィックデザイナーとして活動しています。おかげさまで、キャリア25年以上になりました。「Theme3」は、私が企画デザイン事務所スラッシュディーの仕事で得たノウハウを公開します。
※以下は私が活動している企業情報にリンクしています。